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抱っこには、理由があります。


「抱っこばかりしていると、抱き癖がつくよ。」

昔はそんな言葉を耳にすることがよくありました。

でも、今は赤ちゃんの発達についての考え方も変わってきています。

生まれたばかりの赤ちゃんにとって、抱っこはわがままを

叶えてもらうことではありません。

「安心できる場所にいる。」

そのことを体いっぱいで感じるための、大切なコミュニケーションです。

ママやパパのぬくもり、心臓の音、優しい声…。

赤ちゃんは抱っこを通して、「守られている」という安心感を

少しずつ積み重ねていきます。

私は助産師として、多くの赤ちゃんとご家族に関わってきました。

だから撮影の日も、「泣かせないようにすること」より、

「安心できる時間をつくること」を大切にしています。

泣いたら抱っこする。

お腹がすいたら授乳する。

眠くなったら少し待つ。

その子のペースを大切にすることで、自然と穏やかな表情が生まれます。

ニューボーンフォトは、完璧なポーズを残すためのものではありません。

赤ちゃんが安心し、ご家族も安心して過ごした時間ごと残すものだと、私は思っています。

だから撮影中も、「抱っこしてくださいね」とお声がけすることがあります。

その時間もまた、ご家族にとって大切な思い出になるからです。

写真を見返したとき、

「あの頃は、たくさん抱っこしていたね。」

そんな会話が生まれたら嬉しい。

それが、私が抱っこの時間を大切にしている理由です。


写真のその先には、安心があります。

cheechan photograph

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